平昌オリンピックでは圧倒的な存在感で見事優勝を決めた羽生結弦選手。
その後2018年11月に行われたグランプリシリーズのロシア杯で足首を痛め、
優勝はしたものの表彰式は松葉杖姿で登場したのは記憶に新しいところです。
そのケガの影響で、12月6日から行われたのGPファイナル(カナダ・バンクーバー)と、12月下旬の全日本選手権(大阪府門真市)には欠場しましたね。
世界選手権2019ではショートプログラムで冒頭に予定していた4回転サルコーが2回転になってしまった羽生選手、
そんな羽生選手の姿を見るのが珍しくやはりけがの影響があるのかが心配で調べてみました。
怪我の影響は?
デイリースポーツで、振付師の宮本賢ニさんの解説だと、
”羽生選手は6分間練習のとき、上着を着用したまま4回転トーループを跳んでいた。調子がいいと思っていたし、問題ないと踏んでいた。本番でもスピードがあったし、落ち着いているように感じられた。それだけに、最初の4回転サルコーが2回転になったことについては理由が見当たらない。右足首の影響やブランクも感じなかった。こういう経験をしてきたし、気持ちも切り替えていた。”との事、
また、羽生選手は12月19日の公式練習でも4回転ジャンプを何度も成功させ、
会見で足のけがの状況を質問されると、
”胸を張って100%と言える状態。今の世界選手権に向けてのコンディションは100%だと思っています。”
と答えていらっしゃいました。
外から見ても、本人の感じるところでも怪我の影響はないと思われます。
あのジャンプの失敗は、大会から久しく離れていた感覚が少しずれてしまったのでしょう。
ただ、無理な状況から強行してジャンプしてまた怪我をするよりはよりよりは良かったのではないでしょうか(そう思って勝手に納得したい)?
羽生選手の過去の怪我
しかし羽生選手はケガが多いように思います(絶対王者なので怪我した時も目立つだけかもしれませんが)。
今までどのような怪我をしてきたか振り返ってみましょう。
2012年3月世界選手権大会中に右足首を捻挫。
2013年3月左膝の炎症。
2014年11月中国杯フリーの直前練習で他の選手と激突、左大腿挫傷と顎を7針、右耳上を3針縫うけがを負う。
2016年4月「リスフラン関節靱帯損傷」。
2017年11月NHK杯前日練習で4回転ルッツを跳んだ際に転倒し、右足関節外側靱帯損傷
2018年11月GPシリーズ第5戦ロシア杯で公式練習中にジャンプに失敗して転倒し右足首の靱帯を損傷。
目立つところでは6回も怪我をしてますね。
ただ、そのたびに見事な復活を遂げてきています、素晴らしいですね。
羽生結弦、世界選手権の意気込み!
羽生選手は世界選手権に対する意気込みで、
「練習と試合を含めた全ての自分に勝ち切れる演技をすることが一番の目標。」
「勝つという意識は競技者として一番持たないといけないもの、相手に勝つだけでなく自分に勝った上で、自分の中で煮えたぎっている勝ちたいという欲求に対して素直になりたい」
と記者会見で語ってました。
あの王子様のような容姿からは想像がつかない闘志が心にみなぎっている事でしょう。
世界フィギュア2019フリーでは圧巻の演技を見せ、演技終了後にはガッツポーズを見せましたが、、
それ以上にネイサン・チェンの演技が冴えわたり準優勝という結果でした。
直後のインタビューで、
「やっぱり悔しい、ショートでもフリーでも負けているし、負けは死を意味する」
とその悔しさを語ってました。
怪我をすると長期にわたり休養しなければならなくなりに練習量が減ってしまうので、今後はをせず絶対王者復活を期待してます。
これからも応援してますので怪我をせず頑張ってください。
羽生結弦
生年月日: 1994年12月7日
出生地:宮城県仙台市泉区
身長: 172 cm
体重: 57 kg
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