はやぶさ2探査機がリュウグウに金属弾撃ち込み実験その目的は?

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時事

小惑星探査機「はやぶさ2」が2019年2月22日に小惑星リュウグウに到着しタッチダウンに成功してから1カ月以上たちましたね。

「はやぶさ2」はリュウグウに到達してからリュウグウへのタッチダウンによりその地表サンプルをすでに入手したと思われます。

その目的は前回の探査「はやぶさ」が探査した小惑星イトカワとは異なる種類の小惑星を探査する事により、

惑星の起源のみならず、地球の海の水の起源や生命の原材料をも探求するとの事。

ニュースを見ていたら、

”「はやぶさ2」小惑星リュウグウに金属弾を撃ち込み”

また

”爆発実験”

等の文字が目に入りその目的が気になり調べてみた。

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金属弾撃ち込みの目的は?

それは、今回のプロジェクトのミッションである。

”小惑星に人工クレーターを作る世界初の実験”

との事、それにより地表のサンプルのみならず、小惑星内部の砂や石を採取することができ、

小惑星リュウグウのより詳しいデータを知ることが出来るとの事。

金属弾撃ち込みの方法は?

通常「はやぶさ2」は小惑星リュウグウの高度約20キロの地点に“探査拠点”として距離を置いているとの事。

その地点から高度約500メートルまで降下、そこからクレーターを作るための「衝突装置」を分離する。

その装置は直径30㎝、高さ20㎝の円筒形でその内部に約5㎏のプラスチック爆弾と2㎏の銅の塊が仕込まれていて、

リュウグウの上空で爆発させ2㎏の銅の塊を地表に打ち込みクレーターを作るというもの。

因みにその時の弾丸のスピードは秒速2㎞でイメージ的には一般のライフル弾の2倍以上の速さとの事です。

そのままだと「はやぶさ2」は爆発時の装置の破片や、弾丸が地表に衝突した際に飛び散るは破片を受けてしまう可能性があり、

直撃を受ければ地球への帰還が難しくなるかなり危険を伴うとの事。

それを回避するため、衝突装置の分離から爆発までの40分間で「はやぶさ2」はリュウグウの裏側まで避難するとの事。

一見簡単そうに思えるが実はかなりの難度との事で、L字型の避難経路を秒速約3mで逃げる計画だそうですが、

「はやぶさ2」はリュウグウに到達してから秒速1mを超える速さでの移動は試してなく、エンジン噴射の時間も回数も多く誤差や姿勢のずれによりリュウグウへ衝突のリスクも出てきて、

更に、リュウグウとの位置関係により自機の位置などを測る計測器も今回は使えないとのらしい、また、地上からの交信は往復で35分かかるとの事で地上からの操作は困難との事。

もともとプログラムされた指示通り動くしかないようです。

とてもワクワクしますね、ぜひ全ミッションを無事成功させ2020年末に予定通り帰還することを祈っております。

追記

4月5日11:36、弾丸衝突に成功ました。

機体から分離したカメラにより、爆発の様子が撮影され、弾丸衝突により岩石が飛び散る様子が確認できたことから、成功と判断したとの事。

尚、クレーターが出来たは現在のところ不明で、4月下旬に上空からの観測で調査するとの事。

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