ノートルダム大聖堂火災!復旧にかかる期間と費用は?火災の原因は?

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フランスはパリにある世界遺産、ノートルダム大聖堂が悲しいことに大火災にあってしまいましたね。

生きているうちに一度は実際に見てみたいと思っていたのでショックを受けています。

実際に復旧できるのか、出来るならどれくらいの期間がかかるのか?費用はどれくらいか気になり、私なりに調べてみました。

復旧(修復)の期間

まず、修復についてルーブル・ノートルダム財団のフィッシェー会長がAFPに対しコメントしたところによると、

「損傷は甚大で、再建には数十年かかるだろう」

との事、数十年の”数”はどれくらいをさしているのだろう?

2でも”数”だし”9”でも数だし・・・ちょっと曖昧でわからないです(現時点では予測が難しいのでしょう)

また、ノートルダム大聖堂は彫刻やステンド・グラスも多様されているため復旧にどれだけかかるのか想像もつきません。

そのステンド・グラスなどについてもフィッシェー会長は、

「ステンドグラスなどに関するデジタル記録が残っていることを祈る」

とコメントしたとの事で、記録があれば修復は可能と説明したとの事、残っていることを私も祈ります。

一般に、ゴシック聖堂は完成までに数十年から数百年を要するといわれているらしく少なく見積もっても恐らく50~60年くらいかかるのではないでしょうか・・・(それじゃむりかなぁ)

あと、気になるのがノートルダム大聖堂に保管されていた貴重な収蔵物の安否ですが、

パトリック・ショーヴェ修道院長によると、聖遺物の「茨の冠」「聖ルイのチュニック」「聖杯のいくつか」など運び出すことができたとの事、

しかし、「大きな絵を運び出すのは不可能だった」との事で、被害状況の詳細は現時点での発表はまだ無いらしくわかっていません。

費用はどれくらいか?

仏遺産財団は寄付を受けるためのホームページを開設したとの事で、

高級ブランドLVMH(モエ・ヘネシー・ルイ・ヴィトン)と同社の大株主のアルノー家は、2億ユーロ(約252億円)の寄付を表明、

仏ケリングのピノー会長兼最高経営責任者も1億ユーロの寄付を表明したとの事。

日本でも菅官房長官が

「まさにノートルダム大聖堂は世界の遺産であり、今後フランス政府より何らかの支援要請がある場合には、日本政府として積極的に検討していきたい」

とコメントしたとの事。

現在富豪からの寄付金では約380億円ですが、今後一般からの寄付もかなり集まるのではないかと思います。

復旧にかかる費用としては具体的に発表されているものが無く分かりませんでした、

ノートルダム大聖堂のステンドグラスや彫刻の装飾を考えるとちょっと想像がつきません。

(因みに比較するには適切ではないと思いますが、
日本で言うと熊本城の復旧費用の見積もりが634億円との事)

ところで火災の原因は?

現在のところ断定はされていませんが、と現時点で有力な説としてはノートルダム大聖堂の修繕に使用されていた“はんだごて”の放置によるものとの事。

いずれにしても、私の生きているうちに焼失前近くまでの復旧は見込めそうにありません。

残念ですが過去の写真で我慢しようと思います。

4月17日追記

4月17日の報道で火災の原因についての報道があり、現地では電気系統のショートがあったのではないかというのが現在のところ有力な見解との事で現在、修繕の作業員から聞き取り調査を行っているとの事。

また、フランスのマクロン大統領からの声明で5年以内に以前より美しく復旧を目指すとコメントされた、どうやら2024年のパリオリンピックに向けた意向でのコメントのようである。

大聖堂のピエタ像とその奥のステンドグラスは守られたようではあるが、屋根が崩れ落ちており、それの復旧に1300本の木材が必要なのと、ノートルダム大聖堂は場所により管轄が違っているらしく、それも復旧の障害になる懸念材料との事。

マクロン大統領は復旧まで5年を目指すとと言ったが、現地では早くても10年~30年はかかると言うのが大半の見解のようです。

 

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